クイーンズランド州の海岸を南下する途中、ザトウクジラの母親たちは、グレートバリアリーフの海で子クジラたちを遊ばせ、遊びを通して生きていくうえで必要なサバイバル術を教えます。ドワーフミンククジラもケアンズ&グレートバリアリーフ地域の海岸で戯れているので、これら貴重な生物たちと一緒に泳ぎながら水中探検を楽しむことができます。
最大で翼長7mもあるマンタは、グレートバリアリーフ全域、涼しい時期は特にレディ・エリオット島で泳いでいるのを見ることができます。バンダバーグからクイーンズランド州の海岸線を通ってケープヨークまで海中のサンゴ礁を探索すると、カクレクマノミ、モチノウオ、カスリハタ、巨大な貝などを見ることもできます。
ここには世界7種のうち6種のカメが生息しているので、この美しい生き物を間近で見ることができます。サザン・グレートバリアリーフにある島々の沖合でカメと一緒に泳いだり、モン・レポスの砂浜で孵化したカメたちが海に向かう姿を見ることができます。
グレートバリアリーフで見るべき生き物リストの中で、サメは8番目の海洋生物。通常は暖かい海で一匹で悠々と泳いでいる姿が見られます。グレートバリアリーフでは、ヨゴレザメ、カマストガリザメ、オグロメジロザメなどがよく見られます。