レインチェック:ケアンズでの雨の日の過ごし方

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Danielle	 Reckless

By Danielle Reckless

ケアンズには乾季と雨季の2シーズンしかない、と考えると、当然ながらタオルは旅の必需品です。

ここ州の北部では、夏が長く、雨の日が多い傾向(厳密には年間154日間)があります。たとえお天気の神様がつむじを曲げても、がっかりする必要はありません。

雨のケアンズだからこそ、できることがたくさんあるのです。

「雨の日にケアンズですること」のリストをご紹介します。

屋内にある野生動物公園にZOOM

ケアンズ市街地の中心部のプルマンリーフ・リゾートホテルの屋上にあるケアンズズーム&ワイルドライフドームで、野生動物と触れ合い、ワイルドなアトラクションに挑戦しましょう。

傘はいりません。ガラス屋根のドームの中に、ロープコース、3本のジップライン(1本はゴライアスという全長4メートルのイリエワニの真上を移動します)を含む、65以上のチャレンジポイントがあります。景色を一望できる通路、パワージャンプ(13mのフリーフォールジャンプ)もあります。

この日必要なのは、冒険心だけ。

インスピレーションを刺激する

Cairns Indigenous Art Fair

ケアンズ・アートギャラリーでは、アートを通してケアンズの文化を知ることができます。数少ない現存する歴史的建造物の1つを利用したこのギャラリーは、無料で公開されています。

地元のアーティストがグレートバリアリーフと熱帯雨林をミューズと崇めるだけあって、ここにある芸術作品はどれも色彩に満ちています。ギフトショップにあるお土産用のキャンバス、陶器、彫刻、写真はどれもクイーンズランド州にある世界遺産の大自然と同じぐらい色鮮やかです。

ケアンズにあるすばらしい先住民族のアートギャラリーも一見の価値があります。ご自分で絵筆を握りたい方は、モスマンのジャンバル・ギャラリーがおすすめ。ギャラリーのオーナー兼常駐アーティストのブライアン(ビンナ)スウィンドリーが主催するワークショップに参加できます。

内陸部を探検する

ケアンズの雨の日の過ごし方で、ここほどおいしい体験はおそらくありません。

ケアンズ&&グレートバリアリーフ地域の食の宝庫を探しに行く、アサートン高原のガイド付きツアーには、ポンチョを持ってお腹を空かせて参加してください。

アウトバック・テイスティング・ツアーズは、この地を代表する農産物や加工品を紹介する最高に贅沢な日帰りツアーです。ガロ・デイリー、マウント・アンクル・ディスティラリー、ジャイクス・コーヒー農園に立ち寄り、すべての人を幸せにする食べ物(つまり、お酒、コーヒー、チーズ)を制覇しましょう。

魚と寝てみませんか

海の生物を間近で観察できるのがケアンズ・アクアリウム。シュノーケルは必要ありません。

ケアンズ&グレートバリアリーフ地域の水路を再現したこの水族館では、マングローブ、海岸線、アウターリーフをはじめとする10の異なる生態系を見て回ることができます。 71の生息地には15,000匹以上の動物が生息しています。

動物の観察だけでなく、保護活動にも関心がある方は、ケアンズ・タートル・リハビリテーションセンターのガイド付きツアーをおすすめします。

日が沈んだ後も、ナイトツアーや「サメと眠る」体験など、楽しいアクティビティは続きます。ナイト・アット・ザ・ミュージアムでは、参加者が珊瑚海の生息地を再現した水槽の前で眠りにつく前に、動物たちが夜間何をしているのか眺めることができます。

熱帯雨林で雨を眺める

Skyrail Rainforest Cableway

熱帯雨林の旅も忘れずに。スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイに乗れば、スミスフィールド・ターミナルからキュランダまで雨に濡れずに移動できます。

この熱帯雨林は恐竜が歩き回るかなり以前から存在し、森林の上を霧の中通り抜けながら見る眺めは、ジュラ紀を彷彿とさせます。このロープウェイはレッドピーク駅とバロンゴージ駅に停車し、そこから樹林を抜けて荘厳な気配に包まれたバロン滝を拝むことができます。

歴史をひも解きながら歩く

ケアンズの自然史をすでにマスターされた方は、ケアンズミュージアムでオーストラリアの歴史に想いを馳せてみませんか。未踏のオーストラリア探索、アボリジナルの歴史、初期のオーストラリア人が熱帯特有の高温・湿度と戦いながら開拓に精根を尽くした数々のストーリーを体験できます。

ヒキガエル、カビや蚊まで展示されているギャラリーで、熱帯の生態系を楽しく学びましょう。退屈しないこと請け合いです。

ケアンズ・エスプラネードから2ブロックの場所にあります。

先住民族の文化との絆を深める

屋根付きのシアターで繰り広げられるパフォーマンスやライブデモを見て、現存する世界最古の文化の息吹を感じてください。槍投げやディジュリドゥという楽器で遊んだ後は、ビュッフェ式ランチで土地の料理を心ゆくまで味わいましょう。

もちろん、子供にもやさしい体験です。

ラフティングに挑戦

White Water Rafting on Tully River near Cairns

どうせ雨に濡れるなら、スリルも味わいながら思う存分濡れてみてはいかがでしょう。

レージングサンダーのラフティングでは、少しの雨がタリー川の急流の高揚感を盛り上げてくれます。

ボートの最前列に座り、グレード3~4の急流のタリーゴージ国立公園の美しさを体感すれば、忘れられない思い出となるでしょう。

雨の中頑張った自分にご褒美を

Rusty's Market Cairns

ラスティーズ・マーケットを訪れて、雨宿りをするのも一案です。

グラフトンストリートにあるこのマーケットは屋根付きなので、濡れることなく、のんびり店舗巡りを楽しみましょう。

金曜、土曜(午前5時~午後6時)、日曜(午前5時~午後3時)に開催され、エキゾチックなフルーツ、野菜、焼きたてのパンなどを販売しています。180軒以上の店が並ぶ健康志向グルメのパラダイスです。

ベトナムコーヒーの店もお忘れなく。コンデンスミルクで仕上げた完璧な甘さのコーヒーを堪能してください。

子供達を連れてインフレータブル・キングダムを訪れる

Inflatable Kingdom | Things to do in Cairns when it rains

「子供と雨」の組み合わせは猫と車の相性に似ていて、ストレスがたまりやすいものです。雨季のケアンズを訪れる場合は、ここをとっておきの切り札にしてください。

西の郊外マノーラにあるインフレータブル・キングダムは、まさにエアキャッスル、インフレータブルスライド、障害物コースの世界です。

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