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By Sophia McMeekin
ゴールドコーストで最も有名なサーファーズパラダイスと言えば、建ち並ぶ高層ビルにどこまでも続く白い砂のビーチと打ち寄せる波ですよね。地元ではサーファーズと呼ばれるこのエリアは、ビーチフロントだけでなく、常に変化し続ける、ここならではの食体験、文化&アート、自然とのふれあいにアドレナリン全開のアクティビティも楽しめます。
Photo by @sitchu.brisbane
「ザ・アイランド」のルーフトップでは、地元の人と同席になって、知り合いになったり出来ますよ。ここは地元の人々が金曜、土曜の夜に飲みに集まったり、日曜日のお昼に長めのランチを楽しんでいるスポットです。
またサーファーズパラダイスでも特に眺めの良い場所で、街のライトアップを見渡したり、オープンエアのルーフトップからは街の繁華街や海岸線も見渡せます。
流れに任せて進むなら、サーファーズでスタンドアップ・パドル・ボード(いわゆるSUP)がいちばん。ゴー・バーティカルSUP・ハイヤーなら、レッスンやグループツアーのほか、経験者向けに自由にシェブロン・アイランドやマッキントッシュ・アイランド・パーク近くをSUPで巡ることが出来ます。
パドルボードが初めての方も心配いりません。SUPの良いところは、初心者でも、子供でも、すぐに立って進めるところです。サーファーズパラダイスの家族連れで楽しむアクティビティなら、SUP体験は特におすすめです。
ゴールドコーストでは綿菓子のような夕焼けが良く見られるので、ぜひ水平線に夕陽が沈む景色が楽しめるスポットでのひとときをどうぞ。サーファーズが180度見渡せる「ハイド・パラディーゾ(Hyde Paradiso)」には、12メートルのバーがあり、塩味のココナッツ・マルガリータなど、オリジナルのカクテルをいろいろと味見できますよ。
ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミでは既にアイコン的な存在のハイド・ブランドのオーストラリア発のお店がサーファーズにある「ペッパーズ・ソウル・ホテル」にオープン。季節の地中海料理に、毎週末のお替り自由のブランチと、ハイド・ブランドと同じ心とバイブスが感じられるレストランです。
Photo by @skypoint_au
サーファーズパラダイスでアッと驚く体験と言えば、このエリアの象徴でもあるQ1ビルの頂上、海抜270メートルから海に臨むゴールドコーストを360度見渡す「スカイポイント・クライム」です。眺める景色も、朝日、夕暮れ時、夜、日中とお好きなシーンが選べます。
そこまでのスリルを味わずに上空からの景色を見るなら、ビーチのそばに建つ展望デッキとしてはオーストラリアで唯一の「スカイポイント展望デッキ」へどうぞ。Q1ビルの77階にあるこのデッキは家族連れにもぴったりのアトラクションです。
オーストラリア人にとってコーヒーはとても重要で、サーファーズパラダイスのコーヒー文化も例外ではありません。地元で人気の穴場的なお店や新しくオープンしたおしゃれなお店など、いずれもゴールドコーストのコーヒー文化の立役者です。
1日の始まりにカフェイン1杯を、という方には、こちらのサーファーズパラダイスおすすめのコーヒースポットを参考にしてみてください。
Photo by @@yiyaginamu_
危険を伴うことなく、フリーフォールのスリルを味わえるのが、インドアのスカイダイビング「アイ・フライ・ゴールドコースト」。5メートルの幅のガラス製の筒の中を巨大な垂直風によって飛ぶ体験です。サーファーズのど真ん中に居ながら、3歳からの子供でも出来る家族向けのアクティビティでもあります。
spaQ from QT Hotels website
QTホテルにあるデイスパ施設のスパQは、50年代風の設えを取り入れた室内装飾。全身トリートメントの前に、やわらかいガウンを羽織って、緑の丸型のアームチェアにゆったりと横になります。特におすすめなのがピュア・ゴールドで、温かいオイルマッサージに、フェイシャルトリートメントとマニキュア&ペディキュアが付いたコース。
Photo by @rhapsodyresort
ビーチ沿いのエリアが活気にあふれるのは「サーファーズパラダイス・ビーチフロント・マーケット」が開催される毎週水曜日、金曜日、日曜日の夕方から。地元デザイナーの陶器や地元産の新鮮な農産物などを売る100軒以上の露店が軒を連ねます。
午後4時から午後9時まで、海風がそよぐ中、星が出始めるの見ながらブラブラと歩きながらお店を散策。制作中のアーティストや素敵な作品を見ながら、一生の宝物を見つけてみませんか。
芸術、舞台、映画、ダンスにエンターテインメントが全て集まった文化施設の「HOME(Home of the Arts)」には、屋内、屋外のイベントスペース、美術館、映画館があり、サーファーズパラダイスの摩天楼を背景にライブ・パフォーマンスを楽しんだり、池など敷地内の美しい景色を眺めながら散策したりと、地元の人々の憩いの場になっています。2021年5月には美術館が新しくオープンし、ゴールドコーストのニュースポットとして注目されています。
Photo by @australiankayakingadventures
そこにはあなた、穏やかに打ち寄せる波と途切れることの無い地平線だけ。ゴールドコーストのサンセットを見ながらのシーカヤックは、サーファーズパラダイスでの感動体験のひとつ。
「オーストラリアン・カヤッキング・アドベンチャー」のサーファーズパラダイス・サンセット・カヤック・ツアーなら、ほとんど遮られること無く、ここならではの海の雰囲気を味わえるんです。シーカヤック初心者も経験者も、だれでも参加出来ます。
ザトウクジラは6月から11月にかけて出産のためにクイーンズランド州の沖合を北上し、その後赤ちゃんクジラと共に戻ってきます。この人懐っこいクジラを見られたら、本当に忘れられない体験ですよね。
豪華なカタマランに乗って、ゴールドコーストの海からクジラが顔出して、水しぶきを上げる様子が見られるのが、「ホエールズ・イン・パラダイス」の3時間ツアーです。このツアー、これまでクジラ遭遇率100%を記録し続けていて、もしクジラに出会えなければ、クルーズは無料となるんです。
ゴールドコーストにはベネチアの9倍とも言われる長さの運河が街中を流れているとか。上空からは、運河沿いにはきれいに住宅が建ち並ぶ様子も見られます。
そんなゴールドコーストの運河を巡るクルーズもおすすめなんです。「シーワールド・クルーズ」ではホエールウォッチングツアーのほか、この運河を巡るツアーも催行しています。午前と夕方、ランチとディナーのクルーズから選べます。海とは違い穏やかなので、ゆったりと静かに景色を楽しむことが出来ます。船着き場もサーファーズパラダイスの街中なので、サーファーズにお泊りの方なら徒歩でアクセス可能。
Photo by @yamagenjapanese
いつまでも忘れないお料理ってありますよね。さまざまな感覚を刺激する居酒屋スタイルの食事を楽しめるのが「山玄(Yamagen)」です。ゴールドコーストにある「QTゴールドコースト」で、伝統的な日本料理を面白くアレンジしたお料理を楽しめるにぎやかなお店。
目の前で板前が鮨を握る様子が見られる15席のカウンターでおまかせメニューをいただけるほか、メインダイニングではたくさんのメニューから選ぶことも出来ます。さまざまな種類の日本のウィスキーも取り揃えていますよ。
Photo by @dukesparlour
サーファーズパラダイスにはナイトスポットは数多くありますが、新たにギラギラ派手さを抑えた、いわゆるお洒落なバー「デュークス・パーラー」がオープンしました。以前はカジュアルなビーチバーでしたが、新たにオープンしたデュークは、夜遅くにムードのあるお店でライブ音楽を聴きながらカクテルがいただけるようなバー。毎週金曜日、土曜日の夜はライブ演奏があり、薪窯焼きのさまざまなピザなど夜遅くまで注文も出来ます。
「The 4217」は、サーファーズパラダイスのおすすめカフェ、レストランやジムが入っているクリエイティブなデザインのスポット。こだわりのコーヒーが飲める「パラドックス・コーヒー・ロースター」や、ハンバーガーが人気の「ブルックリン・デポ」、イタリアン・レストランの「ソルト・ミーツ・チーズ」などがあり、オーストラリアのアーティストによる壁画や作品があったりして、訪れるだけでも面白いですよ。