必見!クイーンズランド州のラグジュアリーな島々

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Isabella Quaid

By Isabella Quaid

豪華な島々を抜きにしたクイーンズランド州は、「失われた楽園」でしかありません。

しかし、ここにはパラダイスが多すぎて、どの島にすればよいかわからないのも悩みの種です。

グレートバリアリーフのヴィラから億万長者の邸宅まで、クイーンズランド州最高のラグジュアリーな島々のお泊まりスポットをご紹介しましょう。

ベダラ島 

Bedarra Island

ゲスト用ヴィラはわずか10棟というベダラ・アイランド・リゾートは、クイーンズランド州で最もプライベート感のある豪華なアイランドリトリートの1つ。そして、おそらく控えめで落ち着いた場所でもあります。その純粋な美しさ、行き届いたサービス、優良エコ認定を自慢にするような島ではないからです。

島の特長:熱帯雨林のこの島では、気取らず優雅に過ごせます。派手さはなく、裸足で感じる贅沢。わざとらしくなく、「本物」。まさにそれが、ベダラ島を魅力的にしているのです。

島でできること:広さ45ヘクタールのエメラルドグリーンの熱帯雨林に囲まれたプライベートヴィラで、ビーチを見下ろす豪華な長椅子でくつろぎ、プライベートプールで水しぶきをあげてリラックス。グレートバリアリーフのアウターリーフで、魔法のような水中世界を探索することもできます。

そこまで頑張らなくても、と思う方には、カヤックやスタンドアップパドルでベダラ島の裾礁(フリンジングリーフ)を探索、ディンギーで近くの島に向かいビーチでグルメピクニック、ガイドなしで熱帯雨林を散歩、などをおすすめします。お好きなことを、お好きなだけ愉しめるパラダイス。だれの指図も受けません。

島へのアクセス:ケアンズまたはミッションビーチからベダラ島行きのプライベートヘリコプターで、グレートバリアリーフの上空10,000フィートをスタイリッシュに旅します。または、ミッションビーチから島に向かう20分の水上タクシーをご利用ください。素敵な世界がお迎えします。

エリシアン・リトリート‐ロング島 

オープンから日の浅いロング島のエリシアン・リトリートは、正に贅沢な空間としか言いようがありません。人気のない海岸を抱きかかえるようにヤシの木々が立ち並ぶ、よくある熱帯の楽園のように見えますが、ここは100%太陽光発電に切り替えたグレートバリアリーフで最初の高級リゾートです。

島の特長: 島の電力は再生可能エネルギーで供給され、あらゆる面で環境への影響を最小限に抑えるように設計されています。

島でできること: 自然との触れ合い、喧騒からの脱却。日の出の太陽を拝み、グラスボトムボートで紺碧の海に漕ぎ出し、とにかくこの島には「退屈」はありません。

ボートに飛び乗り、世界で最も多く撮影されたビーチ、ホワイトヘブンに出かけた後、チョーキーズ・ビーチでシュノーケリングを楽しむこともできます。

島へのアクセス: ハミルトン島またはプロサパイン空港からヘリコプターに乗り、ウィットサンデー諸島の上空を通過して15〜20分移動します。

ハガーストーン島 

Haggerstone Island

Photo by @nik_to

いろいろと考えた末に、断捨離をしたい(衣食住ができる程度に)と思っているあなたにはハガーストーン島がぴったりです。

ハガーストーン島の所有者、アンナ・ターナー、ロイ・ターナー夫妻は、心の平穏とは何か知っています。現代のロビンソン・クルーソーとも言うべきこの二人は自分たちの幸せを築くために、1985年に本土を離れ、文明から何百マイルも離れたこの場所にたどり着きました。

島の特長:この平和な島に足を一歩踏み入れた瞬間に長々したやることリストは捨てて、ただ1つだけすることは、そこにいることです。

グレートバリアリーフの真ん中に生息する色とりどりの魚やカメとシュノーケリングをして戯れたり、冒険心を膨らませてボートに飛び乗ってカニを捕まえたり、熱帯雨林の奥深くに隠れた魔法の滝に打たれて、ストレスを吹き飛ばしましょう。

島でできること:日の出とともに起床し、その日獲れた食材を中心とした献立を味わい、母なる自然の中で休暇を楽しみます。

島へのアクセス:ある意味、この島に到着するまでも冒険です。ハガーストーン島へは、まず飛行機でケアンズへ飛びます。そこから2時間のプライベートチャーターで直接島に行くか、カンタス航空でウェイパまで行き、プライベートチャーター便に乗り換えます。

ヘイマン島 

平穏や無双の美がごく自然に存在するこの島へようこそ。ウィットサンデー諸島の最北にあるインターコンチネンタル・ヘイマン・アイランド・リゾートは、緑豊かな山々、きらめくビーチに囲まれ、若返りとリセットのための体験が満喫できる、心と身体のためのリトリートです。何かしようと思えばすることはたくさんありますが、何もしないことも選択の1つです。

島の特長:この島に水上飛行機から降りた瞬間から、別世界にいるような気分になります。目の前にあるのは、果てしない空と青々とした山だけ。グレートバリアリーフに手が届きそうな距離にあるこの楽園の一角を、リーフ発見の旅の出発点とお考えください。

島でできること:ヘイマン島は美しいだけでなく、アクティビティのメニューも豊富です。1日の過ごし方もいろいろ。プライベートプールで日光浴をして、珊瑚海を航海して潮の香りを感じ、新鮮なシーフードを堪能し、ホットストーンマッサージを楽しみましょう。ヘイマン島のPADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースを受講して、スキューバダイビングの資格を取得することさえできます。

往年の若者も大歓迎。プラネット・トレッカーズ・キッズ・クラブで、グレートバリアリーフの海洋生物について知識を深めることができます。

島へのアクセス: ハミルトン島まで飛行機で移動してから、豪華なボート(無料のシャンパン付き)で島まで1時間。

リザード島 

リザード島は、オーストラリアで最初に航海の難を逃れるために西洋人が立ち寄った島と言われています。1770年、キャプテン・クックがこの島に避難して以来、グレートバリアリーフに乗り出す冒険者たちの寄港地でもあり、安息の地でもあります。

島の特長:色鮮やかな水中世界が目の前に広がっているのは、これ以上近づけないほどグレートバリアリーフの近くにいるからです。小さなサンゴの砂州のそばにあるリザード・アイランド・リゾートは、シュノーケルとフィンがあればすぐに世界の自然の驚異に触れることができます。

島でできること:コッドホールをはじめとする世界有数のダイビングスポットが、小型の船で行けるところにあります。陸に上がって足を休めるなら、24のビーチがあります。ご馳走たっぷりのピクニックバスケットを手に、ディンギーかグラスボトムボートに飛び乗り、雪のように真っ白な世界に出かけましょう。

キャプテン・クックの軌跡をたどりつつ、島の頂上まで4 kmの厳しいハイキングコースに挑戦して身体を鍛えたり、リザード・アイランド・リサーチ・ステーションの学習ツアーに参加したりすることもできます。

羽を伸ばしてリラックスしたい方は、リゾートで提供されているヨガや瞑想のクラス、スパ・トリートメント、特製ヘルシーメニューなど、ヘルシーライフスタイル・パッケージをご堪能ください。

島へのアクセス:リザード島へお越しになるには、ケアンズからチャーター便を利用する以外に方法はありません。しかし、これはただの遊覧飛行ではありません。グレートバリアリーフの鮮明な碧海の上を飛んでいると、現実が消え去ってゆくにつれ、心が解きほぐされるのを感じます。

メイクピース島 

Makepeace Island Noosa

Photo by Makepeace Island Noosa Queensland luxury island photo by @cathie_reid

移動に時間をかけずに贅沢な隠れ家的アイランドリゾートを求めるなら、ヌーサ川の真ん中にあるメイクピース島がおすすめです。

島の特長:ここは、億万長者になった気分を味わえる場所です。リチャード・ブランソン卿とバージン・オーストラリアの共同創設者であるブレット・ゴッドフリー氏が所有するこの島は、宝物や珍しいものであふれかえっています。滑走路灯が並ぶラグーンプールから(オーナーが所有する航空会社とのつながりを感じます)、インドネシアで購入したバリ風のオープンエアの建物まで、本当にユニークな場所です。

ホテルというより住まいと言う方が適切で、ブランソン氏とゴッドフリー氏の友人、家族、そして島全体を借り切れるラッキーな人のための場所です。

島でできること:バリ風のワンティラン(宿泊施設)で、手彫りのチーク製デイベッドでくつろぎ、ヌーサ川に釣り糸を垂れて子供の頃に思いを馳せ、ヘッドシェフ、リサ・マハールの創作料理で心と身体を満たします。1日の終わりには、野外シネマの前で大きな枕と心地よい毛布に身を沈めましょう。

島へのアクセス:喧騒から完全に隔離されているメイクピース島ですが、実はヌーサの中心部から数分のところにあります。ヌーサマリーナからプライベートボートで、またはヘリコプターで島にアクセスできます。

オーフィアス島 

Orpheus Island Walker Reef

Photo by @_markfitz

島の特長:ロマンスを掻き立てるようなプライベートアイランドですが、オーフィアス島ではあらゆる年齢のお子様連れの家族も楽しめます。タウンズビルまたはケアンズからヘリコプターで島に向かうと、遠くに青い海から島の輪郭と桟橋がゆっくりと浮かび上がり、到着が近いことを知らせます。

オーフィアス島は、2019年9月から再生可能エネルギーで電力を供給しており、持続可能な漁業で獲られた水産物、海洋ゴミの清掃の推進など、大規模な持続可能性計画に向けて取り組んでいます。

島でできること:オーフィアス島の滞在は、サンゴ礁関連のアクティビティが中心となります。水中愛好家の仲間と一緒にグレートバリアリーフのアウターリーフをシュノーケリングまたはダイビングしたり、島のリーフリサーチステーションでガイド付き学習ツアーに参加することも。

サンゴ礁を探索した後は、グワンダラン・スパで先住民に伝わる技術を使ったトリートメントを受けて、活力を取り戻してください(「グワンダラン(Gwandalan)」とは、地元のアボリジナルの言葉で「休息と平和」の意味)。

夜にはたき火の周りに集まり、暗い水面に映る星明かりを眺め、1日の冒険を思い出しましょう。

島へのアクセス:タウンズビルからヘリコプターに乗り、世界最大のサンゴ礁群、グレートバリアリーフの上空を飛ぶ、パラダイスまで30分間の遊覧飛行をお楽しみください。

ハミルトン島のクオリア 

Qualia Resort Hamilton Island

Photo by @qualiaresort

思い立ったが吉日。目を覚ましてすぐ行動を開始すれば、贅沢な島にある世界有数のリゾートのランチタイムに間に合います。目的地はハミルトン島クオリア(ブリスベン、シドニー、メルボルンからわずか2~3時間のフライトで到着します)。

島の特長:オーストラリアのラグジュアリー・アイランドの代名詞でもあるこのリゾートは、過去10年間で50を超える賞を受賞していますが、その理由は一目瞭然。このトロピカルパラダイスに降り立つと、世界レベルのサービス、レストラン、ギャラリー、ショップが目の前にあります。

島でできること:ウィットサンデー地域のまばゆい海に面したプライベートパビリオンで、柔らかいシーツに包まれて朝をお迎えください。温度調節されたインフィニティ・プールに飛び込んですっきり目覚めたら、ヘリコプターに乗ってグレートバリアリーフを上空からアカエイ、サメ、カメを見つけに行きましょう。

午後はホットストーンマッサージで緊張をほぐし、ト-ク&テイストの料理教室でお刺身の切り方を学びます。

島へのアクセス:オーストラリアの主要な国内・国際空港からハミルトン島への直行便が就航しています。ほかに、本土のシュート・ハーバーとエアリー港からフェリーに乗船し、クオリアに向かうこともできます。

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