ケアンズのレストラン＆カフェ10選

ノボテル・ケアンズ・オアシス・リゾート内にある「モク・バー＆グリル」は、スイムアップバーやデイベッド、メロンのカクテルでトロピカル気分を味わうだけではありません。一年中暖かい熱帯気候を思わせるような美味しくて、さわやかな料理も自慢です。

グループの場合は、取り分けられるような大皿に、ソフトシェルクラブの包子、ライムに漬けたマグロに、冷たいサラダ、香ばしい香りのグリル肉のほか、ガッツリ食べるなら、丸ごと魚一匹なども盛り付けられます。

Caffeind｜カフィーンド

揚げたてのフィッシュ＆チップス、大きなハンバーガー、シャリシャリのミルクセーキ。どれも「アペックス・ミルク・バー」がケアンズで長く愛される理由です。

学校帰りに食べた山盛りのフライドポテトや冷たいミルクセーキなど、誰でも、大好きなお店の思い出のメニューはあると思いますが、アペックス・ミルク・バーはまさにそんな感じのお店です。

この昔ながらの食堂のメニューは1960年の創業から続いていて、長年にわたり地元で愛されてきただけでなく、今では昔を懐かしめる存在にもなっています。それは決して時代遅れなのでは無く、むしろその逆で、これだけ長年続けて来られたのは、時代に合わせて中にはメニューを変えつつも、決して味に妥協することなく、昔ながらの良さを保ってきたことにあります。なので、豚の三枚肉のローストに山盛りのワッフルポテトフライと、すごいメニューもあるんです。

Ganbaranba｜ガンバランバ

知らない土地を旅する時には、よく地元の人が集まるスポットを探したりしますよね。毎晩のように通りに行列が出来ていたりすると、そこは美味しいお店と決まっているもの。「ガンバランバ」もいつも行列が出来る本格的なラーメン店です。

サービスが良くて手ごろなだけでなく、ここの麺は本当の打ち立てで、ラーメンと一緒に飲み放題のアイスティーが付くんです。それに餃子をたのめば、あなたも地元の人と同じです。

Tamarind｜タマリンド

ちょっと奮発したいなら、リーフ・ホテル・カジノ内にある「タマリンド」が良いと思いますよ。アラカルトでもコースでも、バンコクの街を彷彿とさせる高級タイ料理がいただけるレストランです。

実はここ、ケアンズで唯一の、オーストラリアの格付けで星に相当するハットを獲得したレストランなんです。やはり、お店の実力を知るにはフルコースですよね。チェフが厳選したメニューばかりなので、キャラメリーゼしたカボチャとローストしたピーナッツ添えのペナンダックのカレーなど、どれも美味しくいただけます。甘さとスパイスの辛さの絶妙なバランスで、ケアンズを離れた後も忘れられない味になるはずです。

Waterbar & Grill｜ウォーターバー＆グリル

「ウォーターバー＆グリル」のとろけるようなステーキの秘密は、カットの仕方でも焼き方でも無く、素材であるお肉にあります。食事中に、その熟成肉が地元アサ―トン高原にある地産地消を提唱するモンガンベリー精肉会社から仕入れたものと聞けば、確かにうなずけますよね。

ステーキは外せないメニューですが、ほかにもリブやポルトガル風チキン、ハンバーガー、シーフードにお肉中心のもりもりサラダなどもあります。

Dundee's Restaurant on the Waterfront｜ダンディーズ・レストラン・オン・ザ・ウォーターフロント

ケアンズの街中でベストロケーションのレストランと言えば、間違いなく「ソルト・ハウス」がそのうちの1軒として挙げられます。マリーナに面しているので、トリニティ・インレットの入江のうっとりとするような眺めを堪能しながら、ランチもディナーもいただけます。地元ではお決まりのお店で、とても雰囲気の良い、平日でも週末でもいつでも行けるお店です。

お店のサービス全体がトロピカルな気候にうまく合うようになっていて、例えば、シーフードの盛り合わせはとても冷たく仕上げてあるので、クイーンズランド州北部特有の暑さを和らげてくれるだけでなく、地元特産のシーフードの質の良さも存分に味わえるので、シーフード好きにはたまらないですね。

肌寒い夜には、お店にある特注のグリルで焼かれるアルゼンチンスタイルの炭火焼料理がおすすめです。きれいに盛り付けられた、クイーンズランド州南部にあるダーリン・ダウンズ地方の和牛、オークリー・ブラック・アンガス牛、バス海峡諸島の生産者指定のサーロインの中から選んだお肉をおいしく炭火焼にしてくれます。

Corea Corea｜コリア・コリア

オーキッド・プラザにある、ケアンズの食通とっておきのお店が、昔ながらの食堂風の「コリア・コリア」です。定番の韓国の屋台メニューに無料の麦茶が付いています。

食欲をそそられるメニューのビビンバにBBQリブとスープ付きなど、どのメニューも石焼き鍋で出てきます。ピリ辛のタコ、焼肉、ミックスシーフードなど、どれを食べてもにぎやかな韓国の食堂を思い出させてくれます。それとキムチをたのむのも忘れずに。

Ochre｜オカー

エミュのワンタンや、カンガルーのサーロインの炭火焼きクアンドン（オーストラリア原産の赤い果物）のチリソース添えに、ワトルシードのパブロバが食べられるのはケアンズ以外には無いですよね。クイーンズランド州北部の農産物に、先住民に伝わるブッシュ・フードを合わせて調理される「オカーレストラン」の料理は、州内、いや世界でも非常に珍しいと思いますよ。

このお店の魅力は何と言っても、オーストラリア原産の動植物を見事に料理に取り入れるところです。デビッドソン・プラム、クアンドン、ライベリーはどれも、世界中探してもほかにはありません。それら食材を聞いただけで、オカーではあなたが今まで味わったことの無い料理を味わえることが分かりますよね。まるでオーストラリアへのラブレターのようなメニューで、きっと思い出に残る体験となるはずです。

Rocco｜ロッコ